BLと音楽が好き

BLと音楽が好きです

「戦場のメリークリスマス」感想

今週のお題「名作」

かの名作「戦場のメリークリスマス」を観ました。

※ネタバレあり※

 

 

 

 

 

この作品を鑑賞したきっかけは、男性同士のキスシーンがあるという噂を聞いたからです。

BL好きとしては履修しておかねばと思ったのであります。

鑑賞後の感想。

いやあ、私はなんと浅はかだったのでしょう。

この映画はBLというより、人間愛を描いた作品ですな。

くだんのキスシーンにしても、個人的には性的な印象は感じられませんでした。

「兵士である以前に、ひとりの人間であることを思い出してほしい」。

セリアズ(デヴィット・ボウイ)のヨノイ(坂本龍一)に対するそんなメッセージが込められているように感じました。

そしてラストシーン。

ハラ(ビートたけし)の笑顔にすべてを持っていかれました。

音楽がね、また素晴らしいんですよ。

繊細なメロディがしんしんと降り積もる雪のようで。

人間って愚かだけれども愛おしい。

そう思わせてくれる一作でした。

 

トラウマ退散の一曲。「さよーならまたいつか!」

私の心は夏の庭に似ている。

放っておくと、昔あった嫌なことや苦手だった人の記憶が繁茂し、禍々しい花が姿を現すのだ。

毒の花は咲き始めるや否や、むっと胸が悪くなるような臭気を放ち、私を現在から過去へと連れ去ってしまう。

過去に拉致された私は、今まさに暴言を吐かれているかのような心地になり、苦痛を味わうのだった。

このトラウマの反すう癖をどうにかしたい……と悩んでいたところ、米津玄師さんの「さよーならまたいつか!」という曲に出会った。

朝ドラの主題歌であるこちらの曲。

曲調は基本的に明るくポップなのだが、時おり歌詞にギアが入り、インパクトのある作品になっている。

繰り返し聞いているうちに、「さよーならまたいつか!」という語感の軽やかさこそ、私に欠けているものだと悟った。

トラウマを反すうしてしまうメカニズムは専門家ではないのでよく分からない。でも、過去に固執していることが原因かなと思う。

トラウマが私を襲ってくるというよりも、私の方がトラウマに接近している。

私はもはやコントロールも修正もできない過去に拘泥して、ああすればよかった、こうすればよかったと考えてしまうのだ。

これからも付き合っていくであろうトラウマ。

記憶の完全消去といった真っ向勝負を挑むのではなく、「さよーならまたいつか!」と笑いながら手を振って、いなしていきたい。

 

 

無印良品のエッセンシャルオイル(ラベンダー)でリラックス

無印良品エッセンシャルオイルを買いました。

香りは大好きなラベンダーを選択。

www.muji.com

お部屋に入るとほのかに漂ってくる芳香に大満足です。

ラベンダーは甘すぎず、さっぱりとした匂いなので飽きることはありません。

セリアで見つけた、花型の可愛いアロマストーンに垂らして楽しんでおります。

 

お出かけは命の洗濯ですね

私はプロ作家を目指しておりません。商業出版という厳しい世界に挑む気力も体力も持ち合わせていないからです。

生涯アマチュアの私にとって、「好き」という気持ちが創作活動の生命線。

でも、人の心は移ろいやすいものです。

昨日の「好き」は、今日の「めんどくさい」に変わったりします。

私はここのところ、創作活動を重たい影法師のように感じておりました。自分について回ってくるけれども疎ましいもの。

そう。私は創作活動を憎みかけておりました。

──そんな折、仲間と遊びに出かけまして。

古廟を参拝したら、「世界はなんと美しいんだ……」と気持ちが改まりました。

その神社には日本庭園があったのですが、それが素晴らしかった。

ひと口に新緑と言っても、青みがかったものもあれば黄色が強く出ているものもあり。個性を競い合うように萌えている若葉が愛おしかったです。

私は一次創作BL小説書きなので、綺麗な景色と出会ったら「この風景を自カプに見せたい!」という気持ちが湧きます。

そんなわけで創作活動、なんとか継続できそうです。

貴重な時間をくれた仲間に感謝。

ちなみに仲間は私のBL趣味を知りません。秘密の花園でございます。

 

ほっともっとのビビンバが美味しかった♪

今週のお題「お弁当」

www.hottomotto.com

写真と現物が違くてガッカリ……なんてことはなく。

野菜たっぷりの逸品でした。

お肉が好きな方は、お肉増量の方がいいかもしれません。

ビビンバのタレを自分でかけて混ぜ混ぜするようになっております。

またリピートしたいな。

ドラマ「Fallout」、1話で脱落しました

高評価につられて、ドラマ「Fallout」の第一話を視聴したのですが、自分にはキツかったです。

理由は、私に流血・暴力表現への耐性がないからです。

〜私がふだん接しているフィクション〜

  • テレビドラマ
  • アニメ
  • BL(小説&漫画)
  • 一般文芸
  • ミステリ(小説)

テレビドラマ、アニメにはどぎついバイオレンス表現はありません。ミステリ小説には多少残酷な描写がありますが、活字ですからね。そこまで生々しく迫っては来ない。

Fallout」は映像作品なので、刺激が強くて……。

残念ながら脱落です。

逆に言えば、それだけドラマ「Fallout」は視聴者の心を抉る力を持っているということですね。

 

「プロだけが知っている小説の書き方」(森沢明夫・著)を読んで、創作に関する悩みを整理しました

「プロだけが知っている小説の書き方」(森沢明夫・著)

相変わらず創作指南書を読みまくっております。

本書はノベルアップ+のユーザーから寄せられた質問に、森沢先生が答えるというもの。

一問一答式なので、大変読みやすいです。

(例えば、一人称と三人称の違いについてなど)

私のように創作仲間がいないぼっちは、「⚫︎⚫︎についてどうしたらいいんだ?」と悩み始めるとドツボにハマりがち。

そんな時に、こちらの本を読み返したいと思います。

固定レイアウトです。電子書籍リーダーではなく、iPadで読むのがオススメ。

基本的には優しい語り口なのですが、随所にプロ作家さんならではの小説に対する真摯さが窺えます。

プロがこれだけ本気で書いているのだから、アマチュアの私も頑張らなければなと思わされる一冊でした。