私はプロ作家を目指しておりません。商業出版という厳しい世界に挑む気力も体力も持ち合わせていないからです。
生涯アマチュアの私にとって、「好き」という気持ちが創作活動の生命線。
でも、人の心は移ろいやすいものです。
昨日の「好き」は、今日の「めんどくさい」に変わったりします。
私はここのところ、創作活動を重たい影法師のように感じておりました。自分について回ってくるけれども疎ましいもの。
そう。私は創作活動を憎みかけておりました。
──そんな折、仲間と遊びに出かけまして。
古廟を参拝したら、「世界はなんと美しいんだ……」と気持ちが改まりました。
その神社には日本庭園があったのですが、それが素晴らしかった。
ひと口に新緑と言っても、青みがかったものもあれば黄色が強く出ているものもあり。個性を競い合うように萌えている若葉が愛おしかったです。
私は一次創作BL小説書きなので、綺麗な景色と出会ったら「この風景を自カプに見せたい!」という気持ちが湧きます。
そんなわけで創作活動、なんとか継続できそうです。
貴重な時間をくれた仲間に感謝。
ちなみに仲間は私のBL趣味を知りません。秘密の花園でございます。