今日は散歩に出かけました。
青空も新緑も美しい!
視線を足元に落とせば、道路に光でできたドットが揺れていました。
どこを切り取っても絵になる季節、五月。おそろしい子……。
出不精の私が散歩を始めたきっかけは、石田衣良先生の「大人の放課後ラジオ」(オトラジ)です。
今月から、衣良先生のYouTubeのメンバーシップに登録しました。(月額800円)
創作に関する話から人生相談、経済や社会情勢について。多岐に渡るトピックが出てくるのでとても刺激的です。
オトラジを聞いているうちに、「ん? 私ってば、創作の正解だけを追い求めていて、日々の暮らしや、そこで感じたことをおろそかにしてるな?」と思ったのでした。
また、衣良先生が取り上げてくださる本のジャンルが非常に幅広くて。プロ作家さんの読書量の凄まじさを感じます。
おすすめの回「短編小説を書くヒント」(※前半は無料で視聴できます)
衣良先生のように素敵な小説を書けるようになりたいなあと願いつつ、現実はなかなか厳しいです。
三日間ほど寝かせた初稿を読み直したら、アラが目立つこと目立つこと。
受と攻がどうして互いに惹かれ合ったのかが伝わってこない、BLとしては致命的にダメな代物でした。
そんなわけで、プロットを練り直しました。
ちなみに、私、古井重箱はこんな風にプロットを書いています。
- ジャンル:優等生×ヤンキーの学園もの
- シーン1:学校近くの公園(放課後。雨)
- エピソード:雨の中、捨てられていた猫を助ける受
- 受の気持ち:猫が助かってよかった!
- 攻の気持ち:猫を助けるだなんて、実は優しい奴なんだな…(興味を抱く)
このようなフォーマットに基づいて、内容を最後のシーンまで綴っていくのです。
BL小説はキャラクターの心の動きが大事なので、こういう形に落ち着きました。
プロットを作ってから書き出すと、描写に集中できるからいいですね。
ノープロットで書き始めた場合、私は高確率で行き詰まります。
「次の展開、どうしよう!?」、「このシーンのキャラクターの気持ちは!?」と頭の中が疑問だらけになってしまうのです。
このプロット作成術は今後も変化していくことでしょう。
いい小説を書くためには、日々の暮らしが重要!
毎日の生活を通して感じたことを逃さずキャッチして、小説に生かしていきたいです。
前向きな気づきをくださった衣良先生に感謝です!